本の話がしたいんだ #0

本の話がしたいんだ

ブログを書くにあたり、誰か喜んでくれるかどうかわからないけどやってみたいことの1つ。「本の話をする」というものがありました。書評?ブックレビュー?まあそうも言うけど、でも読んだ本の考察とか感想とかだけではなくもっと大きな枠での「本の話」をしたいと思ってます。

まず「本について語ること」に関して自分が感じていることを(ほかに言える場がないため)書き出して(吐き出して)見ます。お目汚し失礼いたします。

私が「読書が好き」と発信するのを躊躇してしまう理由3つ

私は本を読むのが、平均よりは好き寄りの人間です。でも、趣味を聞かれたときに「読書です」って堂々と言えない…若干の自意識過剰のせいでついついいろんなことを気にしてしまって口をつぐんでしまうのです。でも、ほんとは周りの目とか、マウント取りたい人の話とか気にせず好きなら好きって言っていけばいいんですよ。

じゃあ、「読書が好き」って言えないな、って思うとき自分の思考はどうなっているのかちょっと立ち止まって考えてみることにしました。

量こなしてる人の足元に及ばない

なんでこんな控えめな言い方になるかというと、「月に10冊読んでます」「世界の名著ほとんど読み漁ってます」みたいな人には到底及ばず。というか、読むペースとかジャンルにかなりムラがあり、年間100冊近く読んだ時もあれば、ここ数年は1年に10冊ぐらいしか読めない。そして、これまではほとんど小説、しかもミステリーばっかり読んでたので、読んだことで何かを学ぶとか知識を得るとか教養が深まるとかそういうのあんまりなかったんですよね。

「どんな本読んでるの?」という質問に即答できない

話題になってる本、頭良さそうと思われたくて呼んでる本、ちょっと古くて読みづらいけど実績解除のために読みたい本、血迷って買ったHOW TO本、本当にただ好きなだけの本…

これらを同時多発で手を出しては読んだり挫折したりしているので一貫性がない。

なので、どんな本と言われても即答できない。自分の本棚を見せるなんてなんか裸を見られるみたいで恥ずかしい。

なので、「どんな本読んでるの?」の質問を受けてあわあわするのを想像してしまいます。そういう感じで「読書が好き」といえないのです。

読書を意識が高いものとも崇高なものとも考えていない

我が家の方針として「好きな本は買ってやる」というものがありまして、本だけはねだったら割と買ってくれました。父が無類の本好きだったことに起因しているとは思うのですが。

父は気が付いたら本を読んでいたし、本屋をうろつくのが何よりの楽しみで、好きな作家の新刊は常にチェックするような人間でした(なんか故人みたいな書き方になっちゃったけどバリバリ現役で元気でたぶん今日も本を読んでると思います)

本が読める、というのは気質や才能にもよると思います。私も本好きに生まれ落ちたのが遺伝なのか偶然なのかわかりませんが、物心ついた頃から本が好きでした。

昔も今も、読みたいから読むのであって、それはエンタメの一つであってそれが偉いからではない。今でこそ他にゲームやら動画やら手軽に楽しめるエンタメが爆増したので読書の時間が減ってしまいましたが。それでもエンタメの一つとして読書は位置付けられています。

「読書する人だけがたどり着ける場所」はそれぞれあっていい

こういうタイトルの本ありましたよね。AmazonReadingで読んだ気がします。

その本自体を否定するつもりはなくなんだかエモくていいタイトルだな、と思います。

似たようなタイトル、方向性の本は多くて「本を読む人と読まない人の間には埋められない壁がある」という論であふれています。

大体の本が、知識の取り入れ方とか文化的素養や教養の観点から語られていますがが、この観点、私の読書に対する意識や、本が好きな友人と話すときの感覚と乖離してるな、と感じます。

私は、本を読むことでしか行けなかった場所はたくさんある、と思っています

それは宇宙空間であり、ムーミン谷でもあり、ホグワーツ魔法学校、言論統制化のディストピア化した未来、終戦直前の日本、月が2つあるパラレルワールド 等々

知識や教養のため、という目的で本を読んでいたらたどり着けなかった場所にたくさん行くことができました。

本が描く世界と自分が今いる世界の境目が薄くなり、文字を読んでいるという意識すら薄れる。たまーにそういう本に出合えるし、そういう瞬間をまた味わいたくて新しい本を手に取るのです。

同じ場所を旅した人に出会えて語り合えたらもっと楽しい

さて、これが言いたくてこの記事を書いているといっても過言ではないのですが、本について語るのって楽しいですよね、っていう話です。

読書傾向が似通っている人と、この本面白かったよ?あの本気になっているんだよね!っていう話をする時間が楽しい。

なんなら買ったけど読んでない本に関して語るのもたのしいし、人が話してるのを聞くのもよい。

過去にブックレビューのためのブログを始めたことがあるのですがすぐ挫折してしまいました。

単純に私が方向性を定められず飽きてしまった、というのが理由なのですが。ネタバレせずお勧めするって難しいんですよね。

でも、このブログは生活と節約に関して書いていこうと思っているので、そういうテーマから本の話ができたら書きやすいかもしれない、という兆しが見えます。

お金、節約、生活、ご飯、などがテーマの本、小説は結構多いので、ちょっと見方を変えるだけでHOWTO本に近い使い方ができたり、自分だったらどうするかな?と振り返ることができたり、時には反面教師にしたり。

今まで読んだ本や最近読んだ本の中からそういう観点で紹介、雑談などしていけたらと思います。

次回 さっそくリアルなお金の話 『3千円の使い方』原田ひ香

について書きたいと思います。

ではまた♪

余談です。

canvaというアプリでAIで画像を作れるので、今回のアイキャッチ画像はそちらを採用してみました。

「本棚 女性 知的 カフェ」みたいな要素を入力するとそのイメージで画像を作ってくれます。写真風の画像を作るとなぜか手が3本あるとか、目の前に辞書レベルの本が3冊開いておいてあるとか、細部がへんてこな画像しかできません。イラスト風のほうが自然な画像ができたのでそっちを採用してみました。まだまだAIを使いこなすにはこちらの技術が足りないのと無料で利用できる範囲には限りがあるのもあると思います。他のサイトも使ってみるとか研究の余地ありですが、便利ではあるのでいい感じに利用していきたいです。

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