毎年恒例の青梅の季節が来たよ~梅シロップを作る~

生活情報

春にかわいらしい花を咲かせた梅が、青々とした実をつける季節となりました。

梅と氷砂糖だけで梅シロップを作ることができると聞いてから作り始めて、我が家は今年で3年目となります。

今3歳の子供も手伝ってくれました。去年も一緒にやった時は氷砂糖を盛大に床にぶちまける事故が起きましたが(笑)

保育園でもみんなでやったそうで今年は少し上達していました。毎年同じ時期に梅を仕込むので、子供の成長の定点観測としても楽しめる行事となりそうです。

材料と容器

青梅(少しだけ色づき始めたぐらいまでは使えます)

氷砂糖 青梅と同じ重さ~1.2倍ぐらい

つまようじまたは竹串

ガラス容器


こういうのがあるとよいです。少量だったら100均で買ったものでも十分です。

プラスチックのものでもOK。でもこの後容器を消毒する工程があるのですが、プラスチックは熱湯消毒ができないのでアルコール等を利用することになります。

作り方

  1. 梅をよく洗い、つまようじ等でヘタをとります。この時点で、傷があったりぶよぶよしている部分がある実は取り除いておきます。取り除いた方は甘露煮やジャムで使えるので取っておきます。

この穴にヘタが残ってることが多いので取ります。意外とペロッと取れます。

2.洗った梅をバットやざるに広げて乾かすか、キッチンペーパーで拭いて水気を取ります。

3.瓶を消毒します。シロップは過熱しないので雑菌の混入を防ぐため消毒が必要。

ガラス容器は熱湯を回しかけて消毒できます。冷たい瓶にいきなり熱湯をかけると瓶が割れる恐れがあるので、私は60度ぐらいのお湯をしばらく入れてある程度暖めた後に熱湯で消毒しています。

ホワイトリカーや台所用アルコールなど、口に入っても問題のないアルコールで拭くのでもOKです。

4.ここまで出来たらあとは簡単。氷砂糖と梅を交互に瓶に入れていくだけです。

「梅入れてー」と頼んだら張り切って「うめー!!」と言いながら瓶に梅を放り込む3歳児。

2日経った後の瓶です。入れた直後は上限キリギリだったのですが、どんどん砂糖が溶けています。

砂糖が溶けきるまでは毎日瓶を振ったほうが良いと聞くのですが…手前の4Lの瓶、重くて振れません。せめてと思ってゆすったりしていますが、みんなどうしているのでしょう…

備考

梅に針で穴をあけるやり方もあるのですが私はやっていません。梅の味はしっかり出ているようなので特にどちらでも大丈夫だと感じました。

また、梅シロップが発酵してしまうと風味が変わってしまうので注意が必要、というのもよく聞きます。発酵するとシロップが泡立ってくるらしいのですが、今のところうちでは発酵で困ったことはありません。酢を入れると発酵予防になるそうです(お酢の風味が苦手なので私は入れていませんが)

泡立ってきたら鍋に移して温めると抑制できるそうなので、もし発酵が進んでしまうようなら試してみます。

季節を感じること

2週間~1か月ぐらいで完全に氷砂糖が溶けたら出来上がりです。炭酸で割るとおいしい梅スカッシュになります。

青梅が収穫できるのは今の時期だけで、スーパーで見かけるようになったり生協のカタログで青梅が出てくると「お、来た来たこの季節が」と思うようになります。

夏に大汗かいて帰ってきて炭酸割の梅シロップを飲むとちょっと疲労回復するような気がするので毎日のように飲むことになります。梅を仕込んでいるとこれからやってくる猛暑に備えるための準備をしているなあ、という気持ちが高まります。

猛暑にならずそこそこで済んでくれればそれでよいのですが(個人的には冷夏でもよい)

実際、梅の酸味に含まれるクエン酸が疲労回復効果を持つらしい、と聞いたことがあります。

クエン酸回路?

高校の時に生物で習ったような気がするのですが忘却の彼方ですので次回の記事投稿までに勉強しておきます。

さらに後日、ご近所の方から梅のおすそ分けがありました。

一瓶増えましたとさ。

ではまた♪

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