不器用40代 DIYに挑戦する

やってみた

DIYに憧れはあるものの、不器用が過ぎるので手を出してきませんでした。子供のころは雑誌の付録も組み立てに失敗するし、授業で作った巣箱はガタガタしてたし、家電は扱いを間違えてよく壊すし、料理はレシピ通りに作っても全然違う見た目に出来上がる私。

そんな私がDIYなんて災難のもとだから絶対にやめた方がいい。

完成させられないか、頑張って完成したと思ったら部品をつけ間違えてるとかガタガタして使えないものが出来上がるのがオチだ。

と思って生きてきました。

しかし、引っ越しして「ここにこういうものが欲しい」とは思うものの市販品でドンピシャのものが見つからない。あったとしてもすごく高額になるとか。

DIYだったら費用を抑えてほしいものができるかも…とのことで丁寧にリサーチしたうえで挑戦することに。

結果的に大満足のものが出来上がったので紹介です。

まずはこちらの写真をご覧ください

格子状の部分が猫の脱走防止用ゲートです。前の家の玄関幅に合わせて作ってあり、新居のほうにサイズが合っていません。左側に40センチほど隙間が空いてしまったので、長い段ボールでふさいで段ボールが入った大きめの段ボールで抑えているという状態。

家の中でここだけ「まだ引っ越し直後ですか?」と言わんばかりの状況で残念な見た目です。

これを何とかしたい。でもここをピンポイントでふさぐパネル?衝立?なんて見つかるだろうか。不安しかありませんがDIYチャレンジが始まりました。

図解と設計、そして下見

間仕切りとかパーテーションとかはあるけど、オフィスで使う想定のデザインなので一般家庭では浮きそうだったり、サイズが合わなかったり。

じゃあ、何とか簡単にDIYしてみようか、ということで調べたら、支柱を2本立ててその間に別の板をくっつけていけそう、という予測を立てました。

図に書いてみたのがこちら

図にするとイメージがわきやすくなりました。専門知識がないのでお粗末ですが、大事なのは視覚でイメージすることです。あとはメジャーで図ってサイズを書き込みました。サイズさえきっちり図れば後は合う大きさの材料を準備して組み合わせればいいので、採寸が5割、といっても過言ではありません(多分)

ホームセンターで下見をして、素材を確認。目星をつけた材料の写真などを取ってきました。

ホームセンターで見つけた間の板が幅30センチだったので340mmの幅のところに立てると両脇2センチ空きますが、猫が通り抜けられなけらば問題ないのでOK

材料調達

上の図でメモしたアジャスターでもよかったのですが、いろいろ考えてこっちにしました。

平安伸銅工業 LABRICO DIY収納パーツ 2×4アジャスター オフホワイト 最大使用荷重20kg DXO-1

今まで知らなかったのですが、木材の規格で2×4(ツーバイフォー)というのがあるのですね。

38ミリ×89ミリの木材だそうです。

1×6とか、2×8とか、それぞれ縦と横のサイズが決まった木材の規格があります。

上のアジャスターは2×4専用なので、ホームセンターでそのサイズを探しました。

長さ3メートルとちょっと物が見つかったので、2本購入して指定の大きさに店内で加工してもらいました。

こういう、でっかいカッコいい機械でカットしてもらいました。

手数料って結構かかるんだろうな、と予想していたのですが、1カットにつきなんと44円でした。

2本頼んだので88円です(安い)

10分足らずで終わったのですがスタッフさんを10分拘束して88円で大丈夫なのだろうか…

あくまで1カット単位なので、もう少し複雑な切り方をしたり数が多いとその分掛け算となります。

余ったは端材は引き取ってもらうかこっちでもらうか選べました。1メートルぐらいの木材になったので何か使える可能性もあるのでもらうことにしました。

あとは、支柱の間に取り付ける有孔ボードを2枚。

有孔ボード こういうやつ


有孔ボードにした理由は、フックや小物入れを取り付けて鍵とかちょっとしたものとかを置いておけるようにしたかったからです。

あとは有孔ボードを支柱につけるねじを買いました。

作っていこう

生の木なのでそのままだと毛羽立ちが気になるので、やすり掛け

有孔ボードは裏表があって、裏側はささくれ立っているのでこちらもやすり掛け。

支柱の上に有孔ボードを載せて、養生テープで仮止めします。

冒頭述べたように、不器用なのでねじが曲がって入ってしまい、ちょっと浮いてますが…

今回は有孔ボードが固定できれば良いので気にしません。

有孔ボードの四隅をねじ止めして完成。

いざ、設置したのがこちら

めっちゃいい。サイズ、色、など想像を上回るフィット感でびっくりしました。

さっきまで段ボールで無理やり抑えていたのと大違い。

実は、これを作る前に作業用デスクも簡単なものをDIYしました(写真が行方不明になりアップロードできていない)

DIYして気づいたこと。

自分ちなので、1日に何回も目にするところにあるので、見るたびに「お気に入りの」「しかも自分で作った物」がそこにあるのってとても気分が良いです。このパネルも設置して一週間以上たちますがいまだに見るたびにニヤニヤしてます。自己肯定感を挙げるのにいいかも、DIY。

今回、木材やねじ、アジャスターなど全部合わせて7000円程度でした。サイズぴったりのオーダーメイド品と思えば(多少粗はあるけれども)リーズナブルなのではないでしょうか。

デスク、パネルも大成功に収めて若干調子乗ってるので、次は何作ろっかなーと妄想を始めています。

ただ、これ以上複雑なものは絶対失敗するので身の丈に合わない挑戦は自制しようと思います。

ではまた♪

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