三千円の使い方 本の話がしたいんだ#1

ブックレビュー
こんにちは。時々猫です。
記事を公開するたびに「コメントが届いています。掲載を許可してください」みたいなお知らせが届くのですが、今のところスパムコメントが100%です。
例1 謎の英語とロシア語が混じった文章で「格安でスケベな広告を利用できます(意訳)」
例2「手あたり次第いろんな人にメールを送り付けてこのブログを宣伝できます。費用は59ドルです(意訳)」
まったくろくでもないですね。とりあえず片っ端からスパム報告をしているところです。
もう、頑張ってたくさんの人に見てもらえるブログに成長して、まともなコメントが集まるのを目指すしかありませんね。

さて、好き勝手に本の話をしていく記事第一弾です。


三千円の使い方  原田ひ香

3千円自由に使えるとしたら、何に使う?

〇〇円あったら何に使う?という妄想、楽しいですよね。

1万円あったら

100万円あったら

1015億あったら(大谷選手のドジャーズとの契約金)

6憶8000万円あったら(大谷選手の通訳が着服した金額)

それぞれのスケールで全く違った妄想が膨らみますね。

1015億円あっても私は使い道が全く思い浮かばないので、ファンドレイザーになって社会貢献事業をしている人に投資することにします。自分が支払った金が何かの役に立っていることで自己肯定感をあげ、ニヤニヤして毎日を過ごすのです。あとスーパーで買うお肉を少しだけ質の良いものにグレードアップします。

さて、この本はタイトルからもわかる通り、登場人物たちが3千円をどのように使うかという切り口のお話です。

独身一人暮らし

中年夫婦

専業主婦

etc

ごく平均的な暮らしをしている人々。それぞれの状況、ライフステージでお金の悩みは尽きることがありません。

3000円というお金の価値は誰にとっても同じ、はずなのに、おかれた状況によって思うところはそれぞれ違います。

3000円って、ありふれた日用品を買うにはちょっと勇気がいる。

でも、今後の人生に役に立つ講座とかワークショップとかに参加する費用だとすると、お得なような気がしないでもない。

などなど。

それぞれが使った3千円を高いと思うか安いと思うか妥当と思うか、印象は年齢、性別、ライフステージ、家族構成によって違ってきます。

その違いは単純にお財布事情、というだけではなく「何に価値を感じているか」に起因します。

お金の悩みは尽きないけれど、今いる場所でもがいて、楽しく暮らすために試行錯誤する登場人物たちの「リアルさ」に自分を重ねて読むことができました。

3000円あったら何を買いたいか。

私は、食器洗いをした後に食器を載せておくクロスか、おしゃれなまな板を買いたいです

↓こういうやつ



育休中ということもあり毎日毎日料理をするので、少しでも気分がアガるグッズが欲しいですね。

なんとなくほしいとうっすら思ってるけど踏ん切りがつかないのは、今使ってるまな板と洗いかごで特に不便ないからなのですが。

でも臨時収入が入るなら買いたいかも。

洗いかごの下の受け皿の水垢とかぬめりとかを落とす地味すぎるうえに楽しくない「名もなき家事」をちょっとでも減らしたい。

お金と生活は切っても切り離せない関係です。自分の過去、現在、未来を見つめるきっかけにこの本、いかがでしょうか。

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